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腸の働きと免疫について【長岡市むち打ち治療は成接骨院におまかせください】
長岡市大島新町の成接骨院です。
今回は免疫に大きく関係する腸についてお伝えします。
腸は消化や栄養吸収だけでなく、免疫機能にも重要な役割を果たしています。
以下に腸の働きと免疫の関係について詳しく説明します。
1. 腸は「第二の脳」
腸は「腸脳軸」と呼ばれる神経ネットワークを通じて、脳と密接に連携しています。腸内環境が健康だと免疫や精神面にも良い影響を及ぼすとされています。
2. 腸と免疫の関係
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免疫細胞の約70%が腸に存在
腸には全身の免疫細胞の70%が集中しており、外部からの病原体や異物を感知し、それに応じた免疫反応を行います。 -
腸内細菌と免疫
腸内には約100兆個の腸内細菌が存在し、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」と呼ばれる細菌がバランスを保っています。特に善玉菌は以下のような免疫機能を支えます:- 病原菌の増殖を抑制する。
- 腸粘膜を強化してバリア機能を向上させる。
- 免疫系の調整を行い、過剰な炎症を抑える。
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腸のバリア機能
腸の内壁は「腸粘膜」と呼ばれ、異物が体内に侵入しないように防ぐ重要な役割を担っています。この粘膜の健康が免疫力に直結します。
3. 腸内環境が乱れるとどうなる?
腸内環境が悪化すると以下のような影響が出ます:
- 免疫低下
病原菌への抵抗力が弱くなり、感染症にかかりやすくなる。 - 慢性炎症
腸粘膜が傷つくことで炎症が生じ、アレルギーや自己免疫疾患のリスクが高まる。 - メンタル面の悪化
腸内環境の悪化はストレスや不安感、うつ病のリスクを高めることが知られています。
4. 腸内環境を整える方法
- 発酵食品を摂る
ヨーグルト、納豆、味噌、キムチなどを日常的に食べる。 - 食物繊維を摂る
野菜、果物、全粒穀物、豆類などの食物繊維は腸内の善玉菌を増やします。 - 水分をしっかり摂取
腸内の動きをスムーズにするため、十分な水分補給を行う。 - 適度な運動
ウォーキングやヨガは腸の動きを活発にします。 - ストレス管理
過度なストレスは腸内環境に悪影響を及ぼすため、リラクゼーションを取り入れる。
5. 腸内フローラ(腸内細菌の集まり)の健康診断
腸内環境をより詳しく知りたい場合、腸内フローラを調べる検査を活用することもできます。これにより、どのような食生活が自分に合っているかを知る手助けとなります。
腸は体の免疫力を支える重要な臓器です。腸内環境を整えることが全身の健康につながりますので、日々の生活習慣を見直してみましょう!
特に今の季節は免疫力を高めることで風邪やインフルエンザになりにくい体になりますので、
骨格や筋肉などの外側だけでなく、腸を整えて体の中からも健康にしていきましょう。
当院は腸内環境を整えるお手伝いもしていますので気になる方はご連絡ください。