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子どもの猫背が与える体への影響 子供の将来のために気をつけること【長岡市 交通事故 むちうち 成接骨院】

子どもの猫背が与える体への影響 子供の将来のために気をつけること【長岡市 交通事故 むちうち 成接骨院】

長岡市大島新町の成接骨院です。

今回は子どもの猫背の影響と改善方法をお伝えします。

「姿勢を正すことで未来の健康を守る」

 

1. 猫背が子どもに与える影響

子どもの猫背は、見た目だけでなく、身体の健康や発育にも悪影響を与えます。

特に現代では、スマホやタブレットを使う時間が増え、姿勢不良が子どもに多く見られるようになりました。

猫背を放置すると、次のような影響が出ることがあります。

1.1. 筋肉や骨格に不調をきたす

子どもはまだ成長段階にあるため、姿勢が悪いと骨や筋肉の発育に影響を与えます。猫背が続くと、背骨が正しく成長しなくなり、将来的に背中や腰に痛みを感じることが増えます。また、肩や首、背中の筋肉が過度に緊張してしまい、姿勢を保つための筋力が弱くなってしまいます。

1.2. 呼吸が浅くなる

猫背になると、胸が圧迫されて肺の膨らみが妨げられ、呼吸が浅くなります。浅い呼吸は体内の酸素供給が不足する原因となり、集中力や体力の低下にもつながります。特に成長期の子どもにとっては、呼吸の質が身体全体の発育に影響を及ぼす可能性があります。

1.3. 学力や集中力の低下

姿勢が悪いと、血行が悪くなり脳に十分な酸素や栄養が届かなくなります。その結果、集中力や記憶力が低下し、学習や学校でのパフォーマンスにも悪影響を与えることがあります。姿勢が正しいと、脳への血流が良くなり、集中しやすくなります。

1.4. 自信の低下

猫背は見た目にも影響を与えます。子どもは成長過程で自分の外見に敏感になる時期がありますが、猫背の姿勢が長期間続くと、自己肯定感や自信に影響を与えることがあります。姿勢を改善することで、見た目にも自信が持て、積極的な行動ができるようになります。

 

2. 子どもの猫背の原因

子どもの猫背は、現代のライフスタイルに起因することが多いです。次のような原因が考えられます。

2.1. 長時間の座りっぱなし

学校や家庭での宿題、パソコンやタブレットを使った学習など、長時間座りっぱなしの時間が増えています。特に小さな椅子に座ったり、机の高さが合っていないと、無意識に猫背になりやすいです。

2.2. スマホやゲームの使用時間が増加

現代の子どもは、スマホやゲームの使用時間が長くなりがちです。これらのデバイスを使用する際に、前かがみの姿勢になりやすく、猫背を悪化させる原因となります。

2.3. 筋力不足

子どもの姿勢を支えるためには、体幹や背筋、腹筋などのインナーマッスルがしっかりしていることが大切です。しかし、運動不足や筋力が弱いと、姿勢を維持するために必要な筋肉が働かず、猫背が進行してしまいます。

2.4. 不安やストレス

精神的なストレスや不安も姿勢に影響を与えることがあります。例えば、学校でのプレッシャーや人間関係の悩みなどがあると、自然と背中が丸くなってしまうことがあります。

 

3. 子どもの猫背を改善する方法

子どもの猫背を改善するためには、意識的に姿勢を正し、筋力を強化することが重要です。

ここでは、家庭で簡単にできる改善方法をご紹介します。

3.1. 正しい座り方を教える

子どもが座っているとき、まずは足裏を床につけ、膝を90度に曲げるようにします。椅子の高さを調整し、背もたれを使って腰をサポートできるようにします。また、座っているときに背筋を伸ばし、肩を後ろに引くように意識させましょう。

3.2. こまめに姿勢をチェックする

長時間同じ姿勢を保つことは、猫背を悪化させます。特に学習やゲームをしているときには、定期的に立ち上がったり、軽く体を動かしたりすることが大切です。1時間に一度、姿勢をリセットすることを習慣づけると良いでしょう。

3.3. 背中や体幹を鍛える運動

体幹を強化するエクササイズは、猫背を防ぐために非常に効果的です。子どもでも楽しみながらできる簡単なエクササイズを紹介します。

  • ブリッジ: 仰向けに寝て、膝を曲げて足を床につけ、腰を持ち上げて体を一直線に保ちます。数秒間その姿勢をキープし、ゆっくり元に戻します。
  • プランク: 肘を肩の下に置き、膝を伸ばして体を一直線に保ちます。この姿勢を10〜20秒間キープします。

3.4. スマホやタブレットの使い方を工夫する

スマホやタブレットを使用する際は、画面を目の高さに合わせ、首を前に出さずに使うようにしましょう。できるだけ、長時間の使用を避け、休憩を取ることを習慣にします。

3.5. ストレスや不安への対処

精神的なストレスや不安が原因で姿勢が崩れている場合、リラックスできる時間を設けたり、趣味や遊びの時間を作ったりすることが効果的です。また、子どもが自分の気持ちを話せる環境を作ることも大切です。

 

4. まとめ

猫背は子どもにとって、身体的な問題だけでなく、精神的な影響も及ぼします。姿勢を正すことで、肩こりや腰痛を予防できるだけでなく、学習能力や自信も高めることができます。

早期に姿勢改善の習慣を身につけることが、将来の健康を守るためにとても重要です。

家庭でできる簡単なエクササイズや姿勢チェックを取り入れて、子どもの健康をサポートしていきましょう。

お子様の姿勢でお悩みの方は成接骨院にご相談ください。

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